ニュージーランドと日本語教育
ここではニュージーランドにおける日本語教育の現状や日本語教師、
就職などを見て生きたいと思います。
日本語は今のところ中等教育においてはフランス語について
たくさん学習をしている人が多いというのがニュージーランドの特徴です。
そして義務教育期間中日本語と
フランス語の二つの言語を選択して学習することが出来ます。
日本語教師として働くためには
ニュージーランドでの日本語教育が盛んに行われていなければいけませんが、
年々減少している傾向にあります。最近は中国語に力を入れているところが多く
日本語の需要が下がり始めているのです。
ですから日本語教師としてこれまでニュージーランドで働いていた日本人も職を失うとか、
ほかの科目の教師に転身する人もいるので厳しい現状です。
ニュージーランドの日本語学習者数は4万人で
世界で見てみると10位内にはランクインしています。
日本語教育の減少
日本語教育の整った国としてニュージーランドは知られていたのですが
これは意外と昔の話で、
なんとなく日本語を選択している生徒が多かっただけの話で、
実際は日本語の学習をやめている生徒も年々増えているのです。
学年があがる語とに日本語をやめる生徒が多く、
日本語は高得点が取れないことや中国語を学んだほうが
これからの社会で通用すると思われていることがこの数字に表れています。
ですからニュージーランドでの日本語教育の実態は年齢が経過するごとに
ニュージーランドでは需要が低くなっていることがわかります。
日本語教員が働くことが出来る学校もなくなりつつあります。
そしてこれまでは働ける場所として提供してくれていた小学校や
中学でも日本語の授業をやめているところが増えているのでなかなか厳しい現状です。
ニュージーランドで日本語教師になるためには、私立、
公立の小中高校でなる、または大学の高等教育機関で先生になる、
そして民間の語学学校で採用をされるという3つの方法がありますが、
どこもかなり採用状況は厳しいのが現状です。
日本語教師は日本人というだけではニュージーランド人の日本語教師より
採用される確率が上がることはないのです。
ニュージーランドの地元で現地の人が日本語教師として
採用されるほうが増えているのです。
正社員として働くことはもちろん
非常勤で働くことさえ大変になっているのが現状です。
ボランティアやアシスタントとして
ニュージーランド教師の補佐を勤めることもあるほどなのです。
ですからとても厳しい現状にあるといってもいいでしょう。