オーストラリアと日本語教育
オーストラリアにおける日本語教育の現場と
そして日本人の求人や就職についてここでは見ていきましょう。
日本語教育学習者が世界で4番目に多いといわれているので
それだけオーストラリアでは日本語学習が熱心に行われていることがわかります。
日本語の学習者が多いことは
これはこれまでのオーストラリアと日本の連携の強さがあったからでしょう。
オーストラリアという国はそもそも移民の国なので異文化が融合している国です。
日本語を勉強している人が多いのも異文化の国だからこそ
取り入れられやすかったのかもしれません。
オーストラリア人で日本語を勉強している人になぜ日本語を勉強しているのかと
質問してみたところ日本語を始めたのは友達の影響で
日本人の友達がしゃべっていることをわかりたい、
理解したいと思ったのがきっかけだったようです。
沿い手ワーキングホリデー制度を利用して東京へ行って
能力試験を受けたようで日本語の勉強はとても楽しいといっています。
オーストラリアの若者にとって日本語の教育を受けることはとても楽しいことであり、
日本文化をもっと身につけたいということもあり
日本語教育を受ける人は増えているようです。
そんなオーストラリアですが日本語学習者の量が増えているわけですが、
2006年にピークを迎えその後減り、そしてまた近年増えています。
日本語教育がオーストラリアでは需要が高いこともあり
日本人教師の募集も増えています。
オーストラリアは親日国としても知られていますが、
需要が高いために働きやすいのも特徴です。
オーストラリアで日本語教師になるためには、
オーストラリアの公立、私立の小中高校などで働くことになります。
またはオーストラリアの大学で働くということもありますが、
小中高校に比べると需要はそれほど高くはありません。
そして民間の語学学校で働くという方法もありますが、
こちらも需要としてはそれほど高くなくほとんど就職する場所がないのが現状です。
オーストラリアは世界で見ても日本語教育は盛んに行われてはいるものの
やはり日本語教師をするだけで生計を立てるのはなかなか難しいようです。
そして小中高校で働く場合は教員養成課程修了または一般学士家庭修了者、
教職課程を経て免許を持っていること、
そしてそれぞれの州の採用試験に合格をしなければいけません。
日本語から離れた一般教養も身につけなければいけませんし
実習なども受ける必要がありますのでかなり大変な仕事といってもいいでしょう。