日本語教師の魅力
日本語教師のQ&Aについてご紹介しましょう。
どのような魅力が日本語教師はあるのでしょうか?
さまざまな国のさまざまな背景を持っている人と出会えることが魅力です。
また、日本文化や日本語、教えている自分そのものを、
日本語を教えることによって見直すことができ、非常に新鮮な体験になります。
日本語教師が仕事をするところ
どのようなところで日本語教師は仕事をするのでしょうか?
国内においては、日本語学校や大学の留学生別科、専門学校の日本語科などです。
これ以外には、ボランティアで教えたり、個人的に教えたりしている場合もあります。
海外においては、高校や大学、日本語学校などがあります。
日本語学校は英会話学校と同じようなものか
英会話学校と日本語学校は同じようなものなのでしょうか?
日本語学校の中には、英会話学校と同じように、
日本語を生活やビジネスのために教えるプライベートレッスンや
数人のグループレッスンを行なっているところもあります。
授業については、英会話学校のように予約が必要であったり、
毎週決まった時間の決まった曜日に授業が行なわれたりします。
しかしながら、ほとんどの国内の日本語学校は、
クラスレッスンを専門学校や大学へ進学するために
学習する人に対して行なっています。
だいたい1クラスは10人~20人です。
この場合、1日4時間、週5日授業は行なわれており、
日本語を始めて勉強する場合には大学受験レベルに1年半~2年で達します。
どのような人に教えるのか
どのような人に日本語教師は教えるのでしょうか?
日本語を日本語教師が教える人、
つまり日本語を学習したいと考えている人は、
子供や大人などいろいろです。
外国人以外でも、国籍が日本の場合でも、
長く海外生活が続いたりして日本語を話すことができない場合もあります。
国内で日本語を教える場合は、
進学を日本において希望している留学生、
日本で仕事をしているビジネスマンと家族、
日本の会社に派遣されている研修生、
国際結婚を日本人とした配偶者、
短期間ブラッシュアップの目的で来日した大学生など、
その背景や目的はさまざまです。
また、年少者教育という日本の学校に通っている日系人などの子供を教えることも、
最近は注目されています。
テレビや新聞の報道を目にしたことがあるのではないかと思いますが、
今後は外国人の介護福祉士・介護士のための日本語の研修も大切になるでしょう。
海外で日本語を教える場合は、一般の日本語学校で教えたり、
初等・中等・高等教育機関で外国語授業として教えたりします。
学習する人の目的は、日本文化の理解、
日本人との交流、就職の準備、資格取得などがあります。
また、現地で日本語を国際協力の一環で教える場合もあります。
日本語を学習する人の出身地や数などの具体的なものについては、
国内と海外について公表しているサイトがあるため参考にしてみましょう。